6人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
1人でもくもくとかんむりを作って完成させた。その時、どこからか白いうさぎがぴょんぴょんと優姫の前にきました。
優「あ、うさぎさんだ。可愛い」
優姫がうさぎを触ろうとすると庭の向こうの林に行ってしまいました。
優「待って、うさぎさん」
そして、うさぎを追いかけて林の中に入ってしまいました。
しばらくして理事長は洗濯を終え優姫のところへきました。
灰「優姫~。かんむりできたかい?あれ、いない」
そこには、白い帽子が置かれているだけだった。あたりを見渡してもいない。
理事長は優姫を必死に探した。
優姫は追いかけるのに夢中になって林の奥まで来てしまいました。
優「あれ?ここどこ。ウサギさん」
ウサギさんも見失い自分も迷子になってしまいました。
優(怖い・・・だれか・・・)
急に怖くなりしゃがみこみました。
?「どうしたの?迷子になっちゃったの?」
と誰かが話しかけてきたので顔をあげるとそこには優しそうな男の人がいた。
優「うん。」
男「そっか、とりあえず暗くなってきたし肌寒いから温かい場所に行こう」
と男は林の中にある小さな小屋に行った。
男「さあ入って椅子に座って」
暖炉に火がつけられると優姫は少しほっとした
男「君なんでこんなところにいたの」
優「ウサギさん・・・ウサギさんを追いかけてきたら」
男「迷子になっちゃったんだね」
優「うん」
男「かわいそうに」
ぐうーー
男のおなかがなったのが聞こえた。
男「ごめん。おなかへっちゃってなっちゃった。」
と男は舌をだし牙を見せた。
優「え、ヴァンパイア」
優姫は怖くて震えていた
男「あれ、ヴァンパイアて知ってるんだね。すごいな」
優姫は思いきって外へ逃げ出した。
男「待ってよー。そんなことしたって無駄なんだからさ・・・」
走っていると優姫は転んで血を出してしまいました。
優「痛っ」
男「大丈夫?あーあ血が出てるや。もったいない」
優「いやだ・・・やめて」
(食べられちゃう・・・かなめ様・・・)
男「いただきまーす」
食べようとしたその瞬間、、、
最初のコメントを投稿しよう!