開闢

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僕が光景に見とれていると闢さんがゆっくりとどこかへ歩き出した。 「闢さん?」 闢「あ?」 「う……」 睨まれた。いや、もしかしたら闢さんは普通に僕を見てるだけなんだろうけど……うぅ、普通に怖い。 「闢さんはどこに行くんですか?」 闢「飯食いにいくだけだ。ガキ、お前も来い。来ないならテメェが俺様の飯だ」 「行きます!!」 ……考えてる暇なんてなかった。
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