開闢

14/22
前へ
/30ページ
次へ
僕が闢さんを守るんだ。 怖いけど、ゆっくりと群がってくる龍に歩み寄る。 うぅ…おっきいよ…。みんなすっごいこっち睨んでる。 「闢さんには、つ、爪一本触らせないぞ!」 闢「は?…おい、ガキ、何言ってん…」 「闢さんははやく逃げて下さい!ここは僕が食い止めます」 闢「( ゚Д゚)?」 あ、足の震えが止まらない…。 でも、逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ!! 「うわぁぁあ!!」 僕は恐怖を叫ぶことにより紛らわし、体力はあの温泉で戻っているからちゃんて出た! 「青炎蒼火(セイエンソウカ)!!」 両手を前に突き出し、蒼炎が勢い良く吹き出した。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加