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「あっ―――、!!」
熱いのもそうだけど、それよりも、何よりも痛い!
「痛い!熱い!しみる!だ、出してっ!出して下さい!」
「出てくんなバカ!」
この紅い熱湯から出ようとしたら黒龍の人に蹴られた!
「しっかり頭まで浸かりやがれ!100数えるまで出てくんな!」
「かはっ!!ちょ、やめ…!ブクブク…!」
黒龍の人に頭を踏みつけられる。
痛い!熱い!しみる!苦しい!重い!
「よーし。数えるぞ。いーち、にー、さーん」
「ごじゅーいち、ごじゅーに、ごじゅーし……ごじゅー……ん?どこまで数えた?仕方ねぇ。やり直すか。いーち!にー!さーん!」
あ、僕、死んだかも…。
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