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スクールバックをリュックサックの様に背負いながら席を立ち、まだ談笑を続けているクラスメイト達と一言交わして教室を出た。
図書室は俺の教室とは棟が違うので、半屋外みたいな渡り廊下を通っていく必要がある。
空が、空気が、日差しが夏が近づいて来ることを告げている。
賑やかな教室と違い、図書室は静かだ。
とても勉強が進む。
自室もうるさくはないが、俺の集中力を削るものがたくさんあるので勉強をするなら図書室の方がいい。
集中して勉強をすると座っていても腹が減るので、夕食までには帰ろう。
昼に食べた弁当では直ぐに夕方になると腹が減ってくるからな。
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