lesson6 異世界入門

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ダダダダダダダダダッ! 「ただいまでーす!」 「っきゃー!?」 受付嬢をビビらせながらギルドに戻り、その足で外の雑貨屋へ。狼にちょっと待ってもらって、傷薬を買った。 「よし、俺の部屋に行くぞ!」 オン! 俺らはこっそり裏から部屋に入って、少し狭くなるけど狼には床に寝そべってもらった。 「足出せ。………ごめんな、痛かっただろ?」 と、全ての傷に丁寧に薬を塗りこんだ。これで一先ず安心だろう。 「よし、食堂に行ってみるか。さっき少し使っちゃったけど、一食分くらいなら売ってくれるか?」 『行ってみないと分からないわよ?』 「だな。」 というわけで、食堂に行ってみたら、入った瞬間にものすごい視線が突き刺さった。 「ぉう!?」 「お前、さっきコロシアムから対戦相手と一緒に逃げたんだってな?お客、かなり怒ってたらしいぜ?金持ちばっかだから、外歩く時は気をつけろよ。」 「え、あ、はい…ありがとうございます…」 1人の男性がこっちに来て、そう耳元に囁いて出て行ってしまった。…俺、もしかしたらボコりの対象とかになっちゃったのかしら? 「うわ……ヤバくね?」 「ねぇ君。」 「ひぃっ!?」 いきなり後ろから肩を叩かれて飛び上がる。振り向くと、金髪の長髪……と白いシャツ。身長差があるんだと気づいて見上げたら、金色の目のイケメンがいて、驚いた。 「あ、あの……」 「ちょっと来てくれるかな?」 「あ、はい……」 と着いてきてしまうと、執務室みたいなところに通された。ソファをすすめられて、イケメンの前に座る。
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