プロローグ

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俺は自分の机に向かい、真ん中に主張されて置いてある、1-1と書かれたクラス名簿を乱暴に取った。 名簿で肩をトントンたたきながら、職員室から出ようとしたところ、阿久津先生が笑いながら声をかけてきた。 「あ、片桐先生、どこか行かれるのですか?」 「ええ、初担任なんで、静かな所で名前覚えようと思いまして。」 ちょっと苦しい言い訳に阿久津先生は、わははと豪快に笑い、気合入ってますなーと言った。
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