燃え盛る炎

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「呪いだか何だかしんねぇけど俺にどうしろってんだぁぁ!」 だかもうあの声は聞こえなかった 真は家の中へ入った 回りは全て炎だった 後ろから爆発音も聞こえた だがそんなことは気にせず手で口を抑えながらリビングへ向かった 親父は食事を前にして死んでいた お袋は跡形もなく消え去っていた 真は涙を流しながらも竹間家を見渡した 「・・・・」 真は何も言わなかった 何も言わずにただ涙を流しながら家族の死に様を見ていた しかし突っ立っている真の後ろに炎に包まれた剣が現れなんの前触れも無く 真を後ろから刺した 「はがっ!!」 剣は真の心臓を突いた 真はそのまま倒れた 何故か真の目に朝日が差した 「うっ・・・ 俺は・・・死んだのか」 「死んでないよ」 真の目の前にはまるで英国貴族のような格好をした男がいた 「何故だ俺は心臓の辺りに剣を刺され倒れたはず」 男は何か見つけたような目で真を見た 「やはりな見つけたぞ!!勇者をっ!!」
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