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樹海の中にある全寮制の学園、凭化(ひょうか)学園。
ここには身よりのない子供達が集められ、様々な教育を受け、自分の価値を見いだしていくらしい。
七瀬 鮎兎(ななせ あゆと)も、施設からの指示でこの学園に預けられることになった1人。
しかし。
入学早々から、この狂った学園の実情を思い知らされることになる。
1日に、クラスメイトが最低2人以上消えていく、悪夢の学園。
それがこの、凭化学園の真の姿だった……。
■凭化(ひょうか)学園校則
1. 入学と同時に、退学は認められません。
2. 1日に行う授業は、1科目+HR1回とします。
3. 授業は、基本的にチームプレイで競い合う事とし、そのチームメンバーは、入学時のくじ引きにより決定されます。
4. 授業で敗北したチームは、チーム内から1名、犠牲者を、多数決により選出してください。選出された人物は処分されます。
5. HRでは、クラスにとって不要な人物、又は、当学園側が紛れ込ませた妨害役の人物を、多数決により選出してください。選出された人物は処分されます。
6. 妨害役がクラスから消える、又は入学から10日間が経過し次第、その時点で生存していた者は、全員卒業となります。
7. 給食は貴重な生命源です。残さず食べましょう。
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□お察しのとおり、これはホラー+ミステリー小説です。
その手のものが苦手な方は、閲覧をご遠慮ください。
しかし、世に多い理不尽系の作品とは一風趣が異なり、生徒達が理不尽な仕打ちを受けざるを得ない、重大な理由が隠されています。
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