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シスター、シエラの朝は起床後の朝の祈りから始まる
ちっぽけな片田舎の小さな教会
年寄りの神父様とちょっとだけの信者様でこの教会の門を開く
「おはよう。シエラ」
「おはようございます。神父様いい天気ですね」
昨日までの大雨が嘘のよう
青色絵の具のような青空と散らばった白い絵の具の雲が点々と
気持ちの良い風も吹く
絵に描いたようないい天気
「あぁ、そうだろう?だがどうも占い結果ががよろしくない...近々何かあるかもしれぬ」
「そうなんですか?神父様」
神父様は毎朝決まった時間に今日一日の占いをする
これがよく当たるから村の多くの人が頼りにしているのだ
「それよりシエラ、裏庭の雑草が生えてきておる。後で抜いてもらえるかの?」
「はい、神父様」
そう、いつもと変わらない明るい朝
惨劇の夜が近づくことも知らずに
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