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ミ「詩音く~ん!この人はどうする?」
詩「そうだな、料理できる?」
「はい!お口に合うかは分かりませんけど……」
詩「大丈夫、自信持って作ってくれればそれだけで嬉しいからね?」
「はい!」
刹「詩音!この女性はどうする?」
詩「え~と、ウェイトレスとか出来るかな?」
「はい、前にお店で働いたことがあります」
詩「グッチョブ!ウェイトレス採用」
「精神誠意、頑張ります!」
詩「身体を壊さないようにね?」
ア「貴方は、活発そうなお人ですね?」
「分かります?人とお喋りするのが大好きなんですよ!」
ア「それなら、ウェイトレスに採用させて頂きますね?」
「任せてよ!」
後はこれで……
ミ「おっっっわったぁぁぁぁ!!」
ミコトは盛大にベッドに寝っ転がった。
刹「意外と疲れる物なんだな」
刹那もベッドに座る。
詩「皆、お疲れ様」
俺は、頑張ってくれたみんなに激励の言葉を伝える。
ザイルに捕まっていた女性たちには悪いけど、ダンジョンコアから創り出した絨毯、高級モコモコ絨毯に座ってもらっている。
ミ「でもまさか、彼女たちを養うばかりじゃなくて、-お店-まで開店させようなんてね?」
刹「逆転の発想だな、まさか、ダンジョンマスターがお店を開くとは誰も思わないだろうからな?」
この発想は、ザイルのダンジョンに行ったときに考えていたものだった。
本当は回復薬だけのお店にしようとしたが、回復薬を売るだけだと客層が限られてくる。
だから俺は、面白いことを考えた。
レストランと道具屋を一緒にしたらどうかなと
そしたら皆は口をあけてあんぐりとしていた。
アリスはクスクスと面白そうに笑っていた。
最近アリスの笑いのツボがわかった気がした。
だから、総勢37人
子供を抜いて33人をウェイトレスや料理、レジ係や店番など、それぞれに合いそうな配置を皆で決めていたところだった。
配置が決まったら後はお店だけだ。
詩「ダンジョンコア、村の座標はこの前合わせたから大丈夫か?」
-はい、いつでも建設が可能な状態です-
詩「よし!第一号店-セリミア・ミシル-を建設!場所は村の入り口近くに土地をもらった所!」
-建造物、30メートル四方、高さ5メートル、椅子やテーブルの付属品、その他合わせて総額9950マナになりますがどうしますか?YES/NO-
詩「YES!」
これで、お店が出来上がった。
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