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集まった人数は33人中17人。
約半分の人数が集まった。
詩「刹那やミコト、アリスも集まってくれ」
遠くから見ていた3人にも声をかけて、集まってもらった。
詩「よし、ダンジョンコア。10メートル四方高さ4メートルの部屋をキッチンの隣に新設してくれ」
-承認しました。合計400マナにありますが、どうしますか?
YES/NO-
詩「YES」
468640-400
=468240マナ
目の前に扉が現れる。
俺は皆を先導し、中に入れた。
少し狭くなったが全員が入った。
詩「ここで確認をさせてもらうことがある」
俺は部屋の入り口を背に、皆に向き直る。
詩「今から行う事は、絶対にここに居る人たち以外には漏らしてはいけない情報になる。それを心の内に秘めておいてくれ」
女性たちはどんなことを聞かされるのか心配なのか、不安そうな顔をしている人が多かった。
詩「情報といっても、出来るだけ漏らさないようにしてほしいだけで、特に心配することはないと思うよ?」
俺が言葉を止めると、イマルさんが手を上げる。
俺は目で合図して先を促す。
イ「もし、情報を漏らした場合、-詩音様-にどんなことが起きるのでしょうか?」
イマルさんは、俺の名前を特に気にした様子で質問をしてきた。
詩「大したことじゃない、-俺-だけが狙われるだけだよ。皆には被害は及ばないと」
イ「皆さん聞きましたか!きちんと情報は守るようにしましょうね!」
「「「「「はい!」」」」」
ア「ふふ、素晴らしい結束力ですね?」
刹「ふむ、詩音の信頼感がよくわかる場面だな」
ミ「詩音君も詩音君だよ、何も心配することはないのにね?」
近くにいた3人は平然な顔をしていた。
どうしてだ?俺だけなのか、心配していたのは……
それに女性たちの結束力はとてもすごいな。
きっと、イマルさんのカリスマが呼び起こしたものなのだろうか?
俺は皆の意思に反したことを考えていた。
イ「それで詩音様、情報とはどのようなことなのですか?」
詩「あ、あぁ、今からそれを説明するよ」
俺はダンジョンコアに頼んであった、業務用の巨大な冷蔵庫を召喚した。
468240-4000
=464240マナ
イマルさんとアリスを除く、他の女性たち(ミコト以外)はおっかなビックリな感じで冷蔵庫をみていた。
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