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最後はモンスターの召喚だな。
雪原だから、当然モンスターもここに適しているほうがいいな。
俺はメニューを開き、モンスター欄を流し読みする。
詩「とりあえずは下位種のモンスター、アイスフェアリー30体。氷樹20体。中位種のモンスター、ダルマ雪30体を召喚だ」
-アイスフェアリー・30×150=4500マナ
氷樹・20×200=4000マナ
ダルマ雪・30×600=18000マナ
合計26500マナになりますが了承しますか?
yes/no-
詩「yes」
245240-26500
=218740マナ
このダンジョンに、新たな仲間80体のモンスターが現れた。
アイスフェアリーの外見は、小さい女の子に可愛らしい羽を付けた妖精だった。
氷樹は普通の木に見えるが、葉を付けている代わりに氷柱が垂れ下がっていた。
ダルマ雪は……
詩「そのまんまの雪だるまだな……」
大きな雪玉が二つ重なっていて、頭にバケツを被り、手は木の枝。
首にはマフラーが巻かさっていた。
すると、一匹のアイスフェアリーが近づいてきた。
「マスター?マスター?」
詩「初めまして」
俺は近づいてきたフェアリーに挨拶した。
「はじ、めまして」
詩「うん、これからよろしくね?」
俺は手の平をフェアリーの下に差し出した。
フェアリーは俺の手に座ってくれた。
詩「ほんと、夢みたいなことなんだよな……」
俺は感慨深くなってしまった。
「ど、したの、マスター?」
詩「いや何でもないよ、ただ、君は可愛らしいなと思っただけだよ?」
「っ///」
フェアリーは恥ずかしさのあまり、飛び立っていってしまったようだ。
俺は思わず笑ってしまう。
最後は……
詩「この階層のボスを召喚しようか」
-具体的なモンスターはいるんですか?-
詩「うん、雪のダンジョンならコイツしかいないって感じたからね」
その名は……
詩「氷龍・ソリデュアース」
-二つ名があるという事は、最上級のドラゴンですね?-
詩「あぁ、それに、どんあモンスターなのか見てみたいしな」
-環境、状態ともに全ての条件を満たしているので、20万マナから5万マナまで引き下げられます。
氷龍・ソリデュアース。召喚しますか?
yes/no-
詩「もちろん……yesだ!」
218740-50000
=168740マナ
グギャアァアアァァァアアァァァァァアアアアア!!!!!
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