あの夜に出会ったあの子

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さらに翌日―――(^p^) いつも通りに学校に登校した。 一昨日吸血したのでしばらくは大丈夫だ。 「そういえばさ、兎月君、その頬の傷はどうしたの?昨日はそこまで気にならなかったんだけど…」 和人が聞いてくる。 昨日は絆創膏を貼っていたのだが、今日は貼っていない。 明らかに人為的な傷は怪しい物だろう。 「いや…ちょっと木の枝で切っただけなんだ」 俺は適当に誤魔化した。 こいつ変な所で鋭いのが厄介だな。 そんなこんなで午前の授業が終わった。
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