裕也君とカオスな仲間達の一ヶ月~旅立ち編~

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「よし、そろそろ主人公(笑)がやられそうだな。どれ......あ、やばいわ。ほいっと」 空間を繋いで全帝達の戦いを見てみると、黒炎で出来た槍が龍司に当たりそうになっていたので、龍司の目の前の空間を別の場所に繋げて槍を何処かに飛ばす。 「それじゃ、音楽頼むぞ。恩着せがましく印象に残るような登場するから、それに見合ったので」 俺はルシファーにそう言うと、ルシファーはiP○dにスピーカーを繋いだものを持って、 「任せろ」 なんかすげぇ真面目な顔で言った。 まぁ俺はあまり気にせずに、大きく空いた穴の上に浮遊し、魔装によって作られた灰色の翼から羽を落としていく。 「誰ですか」 下から、敵らしき人物の声が聞こえる。 そしてルシファーが持つiP○dから、音楽が流れる。 『た~らこ~、た~らこ~、たっっぷり、た~らこ~。た~らこ~、たら~こ~つぶつぶた~らこ~がやってく~る~』 俺はすぐさまルシファーの元に戻り、iP○dを取り上げる。 「ちょ、おま、BGMちげぇ!なんてもん流しやがる!」 思わず大声で叫んでしまった。 ルシファーは涼しい顔で、 「えー、インパクト抜群だろ?」 「抜群過ぎんだろ」 隣からマオが突っ込む。 「こいつぁ、もう駄目だ。マオ、お前が頼む」 致し方なく、マオに頼むことした。 え、自分で決めればいいのに?いはいや、なんか自分で決めると絶対に後でなんか言われそうだもん。 「おk」 マオが頷くのを確認して、再び俺は降りる準備をする。 そして...... 『サー○エーさん、サ○エさん。サザエさーんは愉快だブツッ』 俺はマオが持つiP○dを破壊した。
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