裕也君とカオ以下略~旅行編~

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~ルシルシルシファーたんのお部屋魔改造計画~ 1.必要な家具家電を揃える。 2.必要な生活用品を揃える。 3.それで一日を過ごし、足りない物があれば買い足す。 4.お部屋を魔改造。 「以上を踏まえて、これから」 「おい、魔改造ってなんだ魔って」 「魔法的改造に決まってるだろ常考」 「それに買うにしても金はどうすんだよ」 そうだ、まず根本的な問題で金が無いのだ。 「ほい」 すると、ぽいっと、ルシファーは懐から札束を数個放り投げえええぇぇ!? 「ちょ、おま、なんだよこの金!」 「神から拝借した」 「いやいや、それにしても額がおかしい。一束軽く百万超えてんだろ」 「まぁ俺もこんなにいらんっていったんだがな。何故か神は俺に甘いんだよなー」 「それはお前あれだろ、知らんうちになんかされてんだよ」 「うーむ......なんも思い当たることないわぁ」 本当に思い当たることがないのか、首を傾げて思い出そうとするが何も思い出せないようなルシファー。 「......ま、別に何もねぇし、貰えるなら貰っておくのが堕天使だ。じゃ、早速家電買いに」 「やはり待て。今は夏だろ。当然暑い。エアコンがいるわけだ。そんな二日でここに設置出来んのか?」 「いや裕也、説明聞いたか?魔改造ったら魔改造なんだよ。魔法には、ある程度の不可能を可能にする力があるんだよ」 「だったらもう家電とかその他諸々買わなくていいんじゃねぇの?創造である程度出せるぞ」 俺がそう言うと、ルシファーとマオは『なん......だと......』というような顔で俺を見ると、 「「盲点だった」」 「なんでだよ」
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