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「…それは」 「若い頃から私は 陰湿で引きこもりな性格でね、 医者という仕事を目指すまで いつ死んだっていいと 思っていた。 善悪すべての出来事をともにした この病院と朽ちるまでだ」 「丈、おそらく爆弾だ」 「言われなくてもあのテのスイッチが なんなのかくらい、想像つくわ」 堺田にとりつく悪鬼が ニヤニヤと笑みを浮かべる。 《ここにいる3匹と 二階に4匹、 受付の看護師と副院長の 2匹で計9匹か。 ご馳走様》
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