本当に良いんですか?@勇者様

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アンドルフは驚いたようで、凄く目を開いき、勢いよく振り向く。 そんなにビックリするだろうか? 「何を仰いますか?!本気ですか?」 もちろん、と返した。 そしてアンドルフは、はぁ~、とため息をつき呆れながら答える。 「勇者様は今日15になられますよね?」 赤子に話すように言われムカつくが、頷く。 「知ってると思いますが、ブルータ王国の制度では15歳になられたら成人です。一般的にはこの聖堂などで成人式なんですよ。」 「ならこのまま、ここにいていいんじゃないか?」 後方の聖堂に親指で指しながら言う。 「昨日お話ししたじゃないですか。勇者様の場合北の国にある、城での成人式です。」 呆れ返っている表情。 やれやれ、といった感じだ。
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