2.高校生と見せかけて塾講の社会人の章

6/12
前へ
/127ページ
次へ
部屋に入ったらソファに腰掛けて 他愛もない話。 例えば先生の彼女さんの話とか。 「お互い恋人いるのに異性とこんなとこでお話してるなんて笑えるよね」 って言いながら 私は複雑な思いにかられる。 こいつは完璧遊びだ 年が年だから彼女さんとは 結婚、とかするんだろうな。 自分が浮気相手になるなんてなんかやだな… なんて訳のわからない嫉妬心のようなものが なぜか出てきた。 自分だって竜也と付き合ってるのに。 他の話題としては 竜也とのことを愚痴って、それを聞いてもらって。 …なんか相談してたら、いつの間にか泣いてた。 …いつの間にか、抱きしめられてた。
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加