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散々弄ばれ何度も高みへ誘われた後、
「ああっ、あっ、んあぁっ、」
「…ハァ…ハァ……ん……っ……ヤバ……俺も、もぅ……我慢出来な……っ、クッ…!」
「ァヒィィッ!?やっ、ダ、ダメェーーッ!そんな激しっ、んあっ!ヤダッ、またイッちゃっ、あっ、ひゃああぁんっ!ン、ンンーーーーッ!!」
私の中で思う存分暴れたおした部長は、漸く自身の熱い欲望を吐き出した。
「…あっ…あっ…ぁう…っ…」
味わった事の無いような長く…高い絶頂に、酸素不足で意識が飛びそうになる。
互いが仰け反り痙攣の余韻にひたすら浸って…部長は私の上にやんわりと倒れて、汗ばんだ肌を重ねた。
『…チュ…チュッ…チュ…』
乱れた息のまま啄むキスを繰り返す唇に合わせ、私は目を閉じたまま無抵抗に受け入れていた。
どうして、部長とのセックスはこんなにも…誰とするよりも、怖くなる程に気持ちがいいんだろうか。
「ふ…ぅっ…」
自分のふしだらさとさもしさが心底嫌になって、やはり後悔ばかりが胸を締め付け…
同時に、一人でも強く在ろうと心にかけた強固な呪縛が、僅かに緩んで解けそうになって行く。
熱を持つ潤んだ瞳から、勝手に溢れ出す雫。
「…ゴメンね…少し、やり過ぎたかも…」
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