告白と繋縛

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~*~*~*~*~*~*~ 一体全体、何がどうしたのか。 疲れと汚れを先に落とすつもりで入ったお風呂。 シャワーで敏感な部位を洗い流している時…無性にシタくなってしまった。 「…ンッ…」 自慰行為なんて、何年ぶりだろう。 今迄望む望まないに関わらず男達の欲に塗れ、身体だけは満たされていたハズなのに。 「…ハァ…くぅ、ンッ…」 左手で胸の先端を刺激し、強めの水圧は下半身の小さな膨らみに当てる。 いつも男達の手によって与えられる快楽は、身体中の隅々まで弄り尽くされる時間を掛けたもの。 だけど自分でやるなら…エクスタシーへの過程はとても短い。 「あっ、…アァっ…!」 好みの触れ方、速度、力み、それだけで簡単に辿り着く高み。 「ふぅ…っん…っ、…」 水圧で肥大した部分より、酷くヒクつく肉の内側。 飲み込みたい、咥えたいと…強請るようにまだ畝る。 軽く到達した頂上では満足出来ないのか、脳裏に過るのははち切れんばかりに雄々しい肉塊。 「…はぁ…」 やっぱり…この行為は、嫌いだ。 後悔が押し寄せる一方で、物足りなさも感じてしまう自分に嫌気が刺して来るから。 それなのにどうしてか今夜は、耽りたい気分に襲われた。 まるで…不安を誤魔化して、掻き消したかったかのように。
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