第二章

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『…………』 言い返したいのに寝起きのせいか脱水症状のせいか言葉が出てこない… 「ハァ…何時からだ? 何時からこんな無茶な事してる?」 やっぱり無茶だよねぇ~ 『…転校生がきてから…かなぁ~…』 「また…あいつか」 何か怒ってらっしゃるぅ!? 『何か…あったの~??』 「あいつが原因の怪我人や病人が出ててな」 マジか!? 俺生徒会なのに知らないんだけどぉ!? 「知らないって顔だな」 『そんな報告きてないんだけど~…』 生徒会には報告書がくるはず…親衛隊にも報告書を俺に提出する様にお願いしてるし… 「殆どの奴は諦めてる…あいつが理事長の親戚だからな…」 えッ?? 理事長の親戚?? 「怪我人はあいつに注意しに行って突き飛ばされたとか物を投げられたとかの親衛隊の奴が多い …殴られた奴もいる 病人はあいつの周りの奴だな 1番酷いのは同室者だが…胃に穴が開いて入院中だ」
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