第二章

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チュン…チュンチュン んぁ~朝かぁファ~… … …… ……… …………何この状況!? 今の状況は…俺のベット脇の椅子に蓮見先生が座って上体をベットに乗せて寝ている… 看病疲れで寝ちゃったぁ~みたいな図 しかも手まで握ってらっしゃる?? 起こさなきゃ風邪引いちゃうねぇ~ …あッ!! ソーッと握られた手を外しソーッと上着に手を伸ばし昨日外したカラコンとは別のカラコンケースを取り出す そのケースに入ってる黒のカラコンを着けてからケースを上着にしまい元の場所に戻す さぁ~てと 『蓮見ちゃん』 ユサユサ 『蓮見ちゃん起きてぇ~風邪引いちゃうょ~』 「…んぁ?うるせぇなー……夜月?」 『そうだょ~夜月だょ 体痛くない~??』 「ん?…あッ!? いやこれはその…(ヤベッ!昨日あのまま寝ちまったのか!)夜中にお前うなされてて…」 …… 『それで手…握っててくれてたの??』 「いやまぁ…そうなんだが(手を握ってやると安心した様な顔したから…)」 『クスッ 蓮見ちゃんありがと~グッスリ寝れたよぉ~』 先生が照れてるのがわかって思わず笑っちゃったら…更に顔が紅くなっちゃったぁ~ 「あぁー取りあえず新しい制服出してやっからシャワー浴びて来い!」
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