2013年5月13日 ごはん

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 今日(きょう)のお手紙(おてがみ)は、「ごはん」の事(こと)のお手紙です。 「ごはん」といっても、お米(おこめ)を炊いて(たいて)作った(つくった)「ごはん」の事だけではありません。食事(しょくじ)の事です。  このまえのお手紙で、がんばってお薬(おくすり)を飲もう(のもう)ねってお話(おはなし)をしましたよね。  そのお薬と同じ(おなじ)くらいか、もっと大切(たいせつ)なのが、「ごはん」です。  がんばって、お薬を飲んで(のんで)いても、「ごはん」をしっかり食べない(たべない)と、お薬は、ちゃんと働いて(はたらいて)くれません。 「ごはん」とお薬が、いっしょになって、病気(びょうき)やケガ(けが)をやっつけてくれるのです。 「ごはん」は、病気やケガをやっつけてくれるだけではありません。   みんなが食べる(たべる)お魚(おさかな)やお肉(おにく)やお野菜(おやさい)には、たくさんの命(いのち)が入って(はいって)います。 「ごはん」を食べるという事は、その命を分けて(わけて)もらう事なのです。  だから「ごはん」のまえに「いただきます」って言う(いう)のです。  みんなのおなかに入った(はいった)その命は、いろんな「ちから」になってくれます。  その「ちから」は、体(からだ)を強く(つよく)してくれたり、体を大きく(おおきく)してくれたりします。  その「ちから」は笑顔(えがお)を作って(つくって)くれたり、涙(なみだ)を作ってくれたりもします。  だから「ごはん」は、みんなにとって、とっても大切(たいせつ)な事なのです。  お口(おくち)から、「ごはん」を食べられない(たべられない)で、「てんてき」をしているときは、「てんてき」が「ごはん」のかわりです。 「ごはん」と同じ(おなじ)ように、いろんな「ちから」になってくれます。  みんなが、していない「てんてき」をしなくてはいけないのは、大変(たいへん)だろうけれど、がんばってくださいね。 「ちから」をいっぱいためて、元気(げんき)になれば、きっと、お口から「ごはん」が食べられるようになると信じて(しんじて)がんばってくださいね。  がんばっているあなたをいつも応援(おうえん)しています。
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