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『まぢつかれたー。担任がうざくてさ』
[あーそーだね。なにかとねー。]
[俺、かみのびすぎただけで生徒指導室いきだぜ]
『それ、まぢうざー。』
何気ない会話に見えるだろうが
これは、私にとって、とても安らぐ場所
ここは、black catというバンドの
ファンチャットグループ
それぞれはなしたり、個人ではなしたり、
ライブなどの情報提供、画像の交換など
様々な交流ができる場所。
~♪
「ん?はる…?見慣れないな。
『HARUさん、こんにちは。はじめまして。』」
[HARU どうも。]
なんだこの無愛想やろうはっ!
[bc狂愛りる HARUさん、はじめまして。りるです!]
[レオ はじめまして。レオだよ!]
[HARU はじめまして。]
おいおい。無愛想やろう、、
[レオ ちょっと。HARU。
テンションあげよーぜ!]
お、ナイス、レオさん。
[HARU 悪い。これ素だから。
普段クールで明るいって言われるから心配しないで]
[bc狂愛りる 心配してないから大丈夫ww
仲良くしよー!]
[レオ クールで明るいとか、反対じゃん(笑)]
[HARU うん。よろしく、]
なぁんだ。普通にしゃべれるんじゃん、HARU
少しほっとする。
せっかくの安らぐ場所を、
暗くしたくないのだから
帰宅途中コンビニで買ってきた、
ココアを一口、コクッと飲む。
甘い風味が口いっぱいに広がる。
『HARUさん、何歳?』
[HARU 17]
『なんだ。ためじゃん!』
[そっか。よろしく、さららん。]
よかった。いいひとそうで。
私はもう一度ココアをのんだ。
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