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?「このっ!ワニ野郎め!」
少年はワニに刀を突き刺そうとするが、皮膚が頑丈すぎるためはじかれてしまう
少年「くそ!」
銃の弾は全て撃ちつくし、残るはこの刀と、殺傷力の高いロケランが一発…
少年「あぶねっ!」
振り下ろされた尻尾を間一髪で避ける
『一時撤退!』
少年は後ろにむかって全速力で走りだした
?「また無鉄砲につっこんだの?」
少年「…クリスか?頼む力をかしてくれ」
?「…」
少年「飯おごるから」
?「…それだけ?女の子をご飯で釣ろうなんて」
少年「何でも頼み聞くから!」
俺のその一言に彼女は反応し、『ニヤリ』と笑った
『俺に何やらせるつもりだ…』
?「しょうがないな~この、トラップマスターのクリス=ラミアちゃんが助けてあげよう」
少年「サンキュ!恩に着る!」
クリス「じゃ、準備できるまで頑張って~」
* * * * * * * * * *
クリス「準備完了っと!お~い、準備できたよ~こっちまで誘導よろしく~」
クリスのもとへと、全力で走るが体力の限界でつまずいてしまった…
ケント『やばい!』
クリス「フフッ、計算ど~り」
クリスが不適に笑った瞬間ワニの目に何本ものナイフが突き刺さった
ケント「おぉっ!」
俺が驚いた瞬間に大きな丸太が振り子のようにワニを攻撃し、横倒しにした
クリス「成功!」
ケント「横倒しにできたは良いけど、アイツの皮堅いぞ?」
クリス「後はお腹斬るだけだよ~」
ケント「腹?」
クリス「大抵は腹部やわらかいよ~」
ケント「クリスの腹みたいにか?」
クリス「…」
ケント「無言でナイフ取り出すのやめてください」
クリス「ほら、はやく~」
ケント「わかってるよ」
横倒しになり弱点を晒しているワニに近づき刀を構える
ケント「…ごめんな」
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