第四章

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話を被せてきた奴の方を向いてみると、赤い髪のツンツンヘアーの男と黒髪をポニーテールの女がいた。 「ほんとですわね。やはり知り合いで間違いないみたいですわ。」 「だな!ミーシャが俺等以外の奴と話してるとこなんか何年ぶりだよ!」 ポニーテールはお嬢様みたいなしゃべり方でツンツンは元気いっぱいなしゃべり方だ。 この女、ミーシャって名前なのかー。と、ぼーっと二人を見ているとポニーテールが俺の視線に気づいたのか自己紹介をしてきた。 「私の名前は"レナ・コーナル"と申します。お気軽にレナと呼んでくださってかまいませんわ。」 「自己紹介がまだだったな。俺の名前は"シン・コントール"だ。シンでいいぜ、よろしくな!」 「ソラ・ホーネットだ。よろしくなレナ、シン。」 軽く自己紹介を終えた俺とシン、レナ。だがまだ一人だけしていない奴がいる。俺等三人は同じタイミングでそのしていない奴を見た。 「な、なによ?」 俺等は何もしゃべらずに目で訴える。 「……あーー!もうっ!分かったわよ! "ミーシャ・ファインス"よ!」 「よろしくなミーシャ。」 自己紹介してすぐにそっぽを向いたミーシャに一応挨拶しておく。 「ミーシャ、そんな態度はよくないですわよ。」 「いいのよ別に!」 レナとミーシャが話している内にレナをじっくりと見る。 髪型はさっきも言った通り黒髪ポニーテール。身長は160くらいで可愛いというより綺麗だ。大人の雰囲気みたいなのをしている。そして女性特有の膨らみはムーと同じくらいの立派なものをお持ちしておられる。だが、スカートが膝より少し上くらいで靴下は脛の真ん中よりやや下くらいに位置している。悪くはないんだがミーシャの絶対領域には負けるな。
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