第四章

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_________________ 「まずは魔武器から生成するぞ。各自1つずつ魔石を取りにこい。」 場所は変わってグラウンドだ。あれから特に何もなかったから割愛させてもらったぞwww で、シンが魔石を俺とミーシャ、レナの分も取りに行ってくれてる。シンが戻ってくるまで魔武器の説明でもするか。 魔石に魔力を込めると自然と魔力を込めた本人に一番あう武器に変わる。そして魔武器には固有能力が備わっている。"来い"と念じれば出現し"戻れ"と念じれば消える。 とまあ、こんなもんか。 「おーい、取ってきたぜ。ほらよ。」 俺達はシンにお礼を言ってそれぞれ魔石を受け取った。 「誰からやる?」 「「シンから!!」」 俺の質問にミーシャとレナが声を揃えて即答した。なるほどシンはいじられキャラという訳か。 「まあいいけどさ。…フッ!」 シンが小さく声を出して魔力を込めると魔石は光を放ち、光が収まるとシンの手には赤い色をした手甲が装着されていた。 「これが俺の魔武器か…。……名前は"炎鬼手"だ!能力は自動で火属性付与がされ、身体能力のアップだぜ!」 魔武器は魔力を流すと武器の名前と能力が分かるようになっている。 シンは素手で闘うタイプのようだな。まぁイメージ通りっちゃあイメージ通りだけど。
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