第四章

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「次は私ですわね。……これが私の魔武器、"水刃"ですわね。能力は水を生み操る、魔力増加ですわ。」 「私の番ね。……"光弓姫"ね。属性付与、魔力増加、込める魔力で矢の数が変わる、ってとこね。」 シンが終わってからレナ、ミーシャの順で魔武器生成が終わった。レナの魔武器が薙刀でミーシャが弓だ。 「アンタも早くしなさいよ。」 ミーシャ達のを眺めているとミーシャに急かされた。まったくせかっちな奴だなー。 「はいはい、っと……なんだ?」 「なにしてんのよ早くしなさいってば。」 おかしいなー。俺は確かに魔力を込めたはずなんだが、俺の手には何もでてきていない。失敗か? 「一応、魔力を込めてみたらどうですの?」 「ん?そーだな。ほい!」 なんだこりゃ。……ふむふむ、なるほどねー。なかなか卑怯な魔武器だなこりゃ。 「どうだったのよ。」 「名前は"黒霧"能力は変幻自在だな。」 「変幻自在?それよりどこにあんのよ?」 「俺のはナノサイズの無数の塊だ。んで、俺の思った通りの武器の形になるんだ。こんな風にっ!」 俺はとりあえず黒霧を剣の形に変化させた。やろうと思えば大剣にも槍にもできる代物だ。 「…卑怯な魔武器ね。近中距離なら対応できるじゃない。」 「ん?遠距離にも対応できるぞ?こんな感じで。」 「は?そんなこt……嘘でしょ…。」 ミーシャがしゃべってる途中で俺は黒霧を銃の形に変え、黒霧を玉として発射。ついでに爆発するよーにしてやった。ミーシャさん唖然www
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