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「ねぇーってばー、ウチを呼んだのは貴方?」
聞いても反応を示さない俺にしびれをきらしたのか、俺の顔に自らの顔を近づけて聞いてきた。
「のわっ!」
いきなりだったから驚いた。しかもかなり美人だし。美人の顔が目の前にあったら驚くだろ。…驚くよな?
「呼んどいてその反応はないんじゃない?」
「ああ、悪いな。ちょっと驚いただけだ。」
本当はちょっとじゃないけど。
「で、お前は天使なのか?」
「んー、天使といえば天使なのかな?」
は?なんじゃそりゃ。意味わからん。
「ウチは"ルシファー"。天使は天使でも堕天使よ。」
「…なるほどね。それでさっきの言葉か。」
堕天使も一応は天使に分類されるのか。
「俺と契約してくれんのか?」
「いいわよー。ウチを呼んだ貴方に興味あるし。契約していいかしら?」
「ん?俺はいいけど、どーすんdムグッ…!」
ルシファーに聞かれてOKして方法を聞こうとしたらいきなりキスされた。
「んっ……くちゅ…ぴちゃ…くちゅ…んっ……ぷはっ!」
「はぁはぁ!いきなり何すんだ!?」
キスしたかと思ったら舌まで入れてきやがった。
別に嫌ってわけじゃないんだけど、ルシファーは美人だし。嫌ってわけじゃないんだけど、心の準備ってのがねー、必要じゃん?しかもファーストですよファースト!こんな皆に見られながらのキスがファーストとか…。
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