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なんだかんだで、ちゃんと私も中身を確認しに行く。
「この人、うちらと一緒に住んでない筈やのに、なんでこんなリアルにうちらの日常っぽく書き上げてくるんやろ」
ここまできたら面白くなってくる。
「この辺りの会話とかしてそうやもんな」
「何見てぶつぶつ言うてる?」
「あ、さゆり。早いな、お戻り」
「うん」
「あれやん、りっちゃんの」
「おお!!更新されてるんや、どれどれー」
「自分のスマホでやれよーー」
「えーやんえーやん♪」
この際やして、この間会員登録してたやん。
「さゆりは通知設定してへんの?」
「全部オフ設定」
「なんで……」
「私、そんなに活字読まんから!」
ドヤられた。
私もめっちゃ好きかて言われたら、漫画のが好きって言うけども。
「こんなに仮想で物語とか、絶対無理やもんなー、私は」
「まぁ……確かにね」
仮想ってか、妄想?
「モデルは私らって言ってたけど、そんな似てないやんなー」
「特徴はバリバリ捉えてると思う」
「まぁな(笑)。そこは流石の小幡さんやな」
「この辺りの会話とか、してそうやん?」
「ははははは!マジやな」
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