Act.36

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ほんま、よく観察されてますことで。 「あー!餃子!」 「へ!!」 「リサに別件で連絡したら、餃子明日か明後日に来いって」 「ははは!急やなー!?さゆり的には4月とか言ってたのに(笑)」 「なんか、今日スーパー行ったらミンチ安売りしてたとかで、買い込んできたってアッカが言うからって」 あー。あるある。そう言うタイミング。 「うちなら明日でもいーし、明後日でも何の用もないよ~」 「んー。じゃあ、私のバイトに合わせていっかなー?」 「うん」 「……明日やな」 「分かったー」 私に言う前に、船岡さんに連絡を入れてるさゆりでした。 「やった!これで明日の仕事頑張れる!!」 「どうする?駅で待ち合わす?」 「せやなぁ……船岡さんらの近くの駅までは仕事帰りにそのまま行くわ」 「オッケー。じゃあ駅で待ってるな」 「仕事終わったら連絡入れとくな」 「おー、分かった」 西田さんお手製の餃子やで!! 貴重やで。 そもそも何回も西田さんの手料理食べれるとこに、自分の存在があるの感謝しかないわ! 「差し入れ何しよー?」 「やな。何すっかなー?」
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