第一章 絆

4/43
前へ
/231ページ
次へ
まもなくその現場に着いた。 すでに警察の現場検証が終わっていたのだろうか、そこには誰もいない だが、コンクリートには薄っすら血痕があった。たいした量ではないと思えたものの、これが友達の真一のものだと考えると怖かった 今ごろどうしているのだろうか。ただひたすら無事を祈るしかなかった
/231ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加