第一章 絆

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「大丈夫か、、、?」そう尋ねると彼女は震えた事で答えた。 「どうしよう。もしもの事があったら、、、。」濡れた瞳に視線がぶつかると、一瞬ドキりとしてしまう。 「まあ、アイツの事だし今ごろ犯人捕まえてボコボコにしてるかもな。」 そうは言ってみたのは、ただ単に彼女を慰めるための冗談だ。 あるいは、自分の不安を拭う為に言ったのかも知れない。
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