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そんな会話を教室の外で聞いていた。
忘れ物をしたんだけど…さすがに入りづらかった。
・・・いや、違う。
いつも凛としている彼女が
いつもと違う姿を見せているこの瞬間を
もう少し味わいたかった。
もう少し
もう少し
聞いていたかった。
すると、いきなり辺りに笑い声が響く。
そーっと、ドアの隙間から見た教室の中に 俺はキラキラ輝く 彼女の笑顔を見たんだ。
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