第三章 ~倫理代償~

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カリン「……そんな研究をしていたの……?」 カリン「エルド先生は世界平和の為に……」 カリン「未来が分かれば世界が平和になれるかが分かるわよね…」 カリン「未来を見たい。未来を予知したいわ…」 私は四角いキューブを持ちながら、そう言ってしまった……。 ……………… ………… …… -外- パイラ「もう朝だね……」 パイラ「ちょっと整理しよっか……」 パイラ「四角いキューブ1つ目は、きっと私がリセットしたんだよね?」 パイラ「2つ目もリセット」 パイラ「そのどちらかをエルド先生に渡したまま」 パイラ「3つ目は今私が持ってて、まだ何も願っていない」 パイラ「今私は、2つ持ってるんだよね」 パイラ「後もう1つ、エルド先生はまだ持ってるのかな……」 パイラ「確か机に置いたままだった気がする……」 パイラ「色々と危ないし、取りにいった方が良いのかな……」 私はパイラ。 キューブについてちょっと考えてたんだ。 今私は2つ持ってるんだけど、後の1つはエルド先生に渡したまま。 確か机に置いてあって……。 これから取りに行く所なの。 何かと危ない物だよ…これ……。 見た目が同じだから、番号をつけておかないと使ったのか使ってないのかも分からなくなるし…………。 パイラ「今は何時かな…」
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