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パイラ「エルド先生!カリンちゃん!……昨日と、同じだ…」
パイラ「これは……四角いキューブが落ちてる…」
パイラ「これで二つ目……?」
私はまた、二つ目だと思う四角いキューブを手に取った。
その時から私は、どうやら抜け出せない迷路に入り込んでしまったのかも知れない……。
パイラ「過去に戻れたら……二人を助けられるの…?」
四角いキューブを手に持ちながらそんな事を一人呟いたんだ……。
私見ちゃったよ……。
四角いキューブが少しだけ、不気味な赤色に光っていたのを……。
………………
…………
……
ジリリリ…ジリリリ…
パイラ「ふああぁ……眠いよぅ…」
パイラ「目覚まし時計煩いよぅ……」
ジリリリ…ジリリリ…
ジリリリ…ジリリ…
ポチ…
パイラ「はぁ……。今日は26日の月曜日だよね」
パイラ「うん、あってる。日は進んでるんだよね…」
私は確認の為、ポケットに手を入れてみた。
あ……やっぱりある…。
これで何度確認したんだろう……。
あれ?一つしかない。
もう一つは……?
そう思って辺りを見渡したらベットに転がっていた。
パイラ「二つか…。取り合えず、これが何なのか調べないとなぁ……」
パイラ「今日も研究室だろうし、ちょっと行ってみようかな」
もしかしたらエルド先生が研究室に居るかもしれない。
だから私は、自転車をこいで研究室まで走って行った。
ガチャ…
パイラ「おはよーごさいまーす……」
エルド「来たな…」
パイラ「……はい来ました」
エルド「来るのは良いが、静かにしててくれ」
パイラ「はい。分かってます」
パイラ「あの……」
エルド「ん?なんだ?」
パイラ「カリンちゃん居ますか…?居たらカリンちゃんの部屋をお借りしたいかなって」
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