第三章 ~倫理代償~

7/7
前へ
/109ページ
次へ
パイラ「朝6時か……やっぱり早いなぁ…時間経つのって…」 今も研究室に向かっているんだけど…。 パイラ「うわぁ…サラリーマン足はやっ!」 パイラ「まぁ、透明の私には関係ないけどね」 パイラ「と言うことで突っ込みまーっす!」 パイラ「そりゃっ、交差点へゴー!」 サラリマーン「………………」 パイラ「サラリーマン邪魔だよ…」 サラリーマン「……ん?」 ササッ… パイラ「え…?今、私を避けた……?」 パイラ「まさか……」 ドンッ パイラ「きゃっ、すみません」 サラリーマン「痛っ。気を付けなさい…」 パイラ「はい、すみません!……すみません…?へ?」 パイラ「もしかして私…元に戻れたの……!?」 「おいおい、こんな所に突っ立てんなよ…」 パイラ「す、すみません…!」 パイラ「って事は……」 パイラ「やったあぁー!」 パイラ(私、戻れたんだよね…!!) 「あの子、何一人で喜んでるんだ?」 パイラ「……………」 パイラ(今私はここに…!) パイラ(ここに居るんだ…!!)
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加