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私は取り合えず交差点を抜けて、研究室までたどり着いた。
パイラ「ね…眠い……」
パイラ「そう言えば私、一睡もしてないんだよね……」
ガチャ
パイラ「おじゃましまーす…」
カリン「え?パイラ…?」
パイラ「あ、カリンちゃん!」
パイラ「起きたんだ、良かったあぁ…!」
カリン「……ねぇ、パイラ」
パイラ「ん?何……?」
カリン「パイラのせいで、エルド先生が死んだらしいんだけど」
パイラ「えっ…?」
カリン「それにいつ居なくなったの? なんで今戻って来たの?」
パイラ「エルド先生が……死んだ…?私は色々あって……。あ!その四角い物!危ないから貸して…!」
カリン「……いやよ。早く答えてちょうだい」
カリン「パイラの為にエルド先生が自殺ってどういう事なの……?」
パイラ「……っ!まさか…っ!」
カリン「まさか…?」
パイラ「……カリンちゃんそれ貸して!」
カリン「あら…?私の携帯から何か来たわね…。メール着信?」
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