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朝の6時半、僕はふと目を覚ました。
名前はエルドだ。
ある開発に向けて研究をしている、言わば科学者だ。
どうやら僕は机に突っ伏したまま寝ていたらしい。
エルド「ふむ……眠い…」
「エルド先生、おはようございます」
エルド「ああ、おはよう。カリン」
カリン「はい」
紹介しよう。
研究において、僕の助手であるカリンだ。
これがまた良い助手で、頭が良い。
いわゆる天才だ。
カリン「ところでエルド先生、研究の方は順調ですか?」
エルド「いや、まだまだだと思う。何かが足らなくてな…」
カリン「そうですか…。私も手伝いますので、何かあればいつでも呼んでください」
エルド「うむ。頼もしくて何よりだ、その時は頼む」
カリン「はい!」
爽やかな笑顔でそう返事をしたあと、一回お辞儀をして自分の部屋に戻っていく。
此処は研究室なのだ。
他にもう一人助手が居るのだが、研究室に泊まれないため、家から此処まで通っている。
恐らくもう少しで来るだろう。
僕はそれまで研究を続けるとしよう。
カチカチカチカチ
エルド「うーーーむ……。ここをひょいっとして…なるほど…こんな形で良いもなのか…」
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