第五章 ~最終願望~

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ジリリリ…ジリリリ… ジリリリ…ジリリ… ポチッ… パイラ「相変わらず……朝は弱いです……よ………私は……むにゃ……はっ!」 パイラ「…むむ……。起きなきゃ…」 パイラ「えーと…。四角いキューブが……って四角も何もキューブか……」 パイラ「キューブが3つある」 パイラ「3は私だけ。1はきっと3人とも使ったはずだよね」 パイラ「2も私だけ。と……」 パイラ「さあ~てっ」 パイラ「研究室に行こうかな」 パイラ「遅刻はまずいからねっ」 …………………… パイラ「おはようございま~すっ」 エルド「おうパイラ。相変わらず元気だな」 パイラ「はいっ」 カリン「おはようございます」 パイラ「おはよっ」 エルド「よし。送信完了っと」 パイラ「エルド先生、今何を送信したんですか?」 エルド「うむ。ここに願いを叶える装置が一つある。願いを叶えたくば僕の研究室に来なさい。ってメールをパソコンを通して送信したんだ」 エルド「勿論、出来るだけ全人類が目を通しやすいサイトにな」 パイラ「へぇ~。全人類の願いを叶える……それがエルド先生の夢なんですよね」 カリン「私は未来予知よっ!」 パイラ「あはは…気合い入ってるねカリンちゃん」 エルド「まぁ、色々不思議な事もあったけど、開発も成功した事だし」 エルド「これで平和に……」 ドドドドドドドドッ ドドドドドドドドッ パイラ「な…なにっ!?」 カリン「あら。願いを叶える装置目当てに、かなりの人数がこちらに向かっているようです」 エルド「ななな…なんだとっ」 ドドドドドドドドッ ガチャ バンバンガチャ ベキバキバンバンッ 「お~~~~いっ!」 「研究室はここだろ~?」
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