第五章 ~最終願望~

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カリン「君に…明日はない……」 パイラ「え……?」 カリン「予知よ……。耳鳴りがしたわ…君に明日は無いって……」 パイラ「そんな……それ本当なの…?」 カリン「ええ…未来予知なのは本当みたいね…。これでもし未来が正しければ……」 パイラ「そ…そんな……!いくらなんでも急すぎるよ…っ」 カリン「でも……」 パイラ「理由は分からないの…?明日が無い理由」 カリン「……そこまでは分からないわ…」 カリン「回避出来ないから理由を予知できないのかしら……」 カリン「バスに乗るな。の場合は回避できるから理由まで予知できたんだけど……」 カリン「回避できない事は予知できないのかも……」 パイラ「…そんな……」 パイラ「カリンちゃんを助けるには……」 カリン「え?何をするつもり……」 パイラ「待ってて……!」 私はパイラ。 エルド先生の開発も完成して、私はまだリセットしていない状態なの。 この装置に何を願おうか迷ってたんだけど、私決めたんだ……。 もしまた何かあった時の為に……。 いや……私は繰り返すことが楽しみなっちゃったのかな…。 この装置に叶える私の願いは……。 私は装置の目の前までよっていく。 今の迫る群衆はエルド先生がなんとか止めてる…。 今のうちに……。 パイラ「私の願いは…いつでも人生を繰り返す事ができる。そんな何かが欲しい」 シュワワ~ン ポトッ 私の手に何かが落ちた。 これは……ボタン…? 押したい……押したい………。 カリン「はっ!パイラやめっ…………」 ポチッ… …………………… ……………… ………… ……
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