第六章 ~追討遊戯~

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パイラ「んん……。ここは…どこ…?」 辺りを見渡しても何も無くて……。 今私は外にいるみたい……。 夕焼けが何故か眩しいよ……。 そこへ一人の少女が私の目の前に現れたんだ…。 「………居たわ」 「皆、コイツを捕まえてちょうだい!」 皆「イエッサー」 パイラ「え……私……?」 何…? 逃げなきゃっ…! 「逃がさないわよっ。この忌み子めっ」 皆「イエッサー」 パイラ「え……忌み子…?わ、私が?はぁっ…はぁっ…」 今は逃げなきゃっ……! でもどういう事なの…? あ……。 あの時、私ボタンを押したのを覚えてるんだけど……。 もしかして人生を繰り返したって事……? だとしても、ここはどこなの……? 凄く昔みたいだけど…。 過去に戻り過ぎたのかな……。 日にちは……? ……特定出来ない…。 どうして……? 「あれからずっと探してたのよ。この忌み子めっ」 パイラ「だから何で私が忌み子なのよ~っ」 「待ちなさいっ。逃げたって無駄よ…っ」 「私には未来が読めるんだもの」 パイラ「えっ…?」
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