第六章 ~追討遊戯~

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パイラ「今だっ」 私は角を曲がって咄嗟に隠れた。 まさかこんな手で上手くいくとはね……あはは…。 もし何かあればリセットすれば良い事だし…。 ちゃんとポケットに入ってるし…。 あれ……? あ……、キューブが3つポケットに入ったままだった。 これはやっかいになりそうだなぁ…。 まぁ、念のため持っておくけどね…。 カリン「チッ!どこに消えたのかしら…!UFOってそんなのあるわけ……」 …………………… パイラ「ふぅ…なんとか逃げれたけど……どうしよう…。ここは危険だよ………」 パイラ「でももう少しだけ見学して見ようかな…」 パイラ「この世界を、ね……」 パイラ「いつでもリセット出来るんだからね……?」 パイラ「よし…」 *「…………………」 パイラ「ん…?何か視線を感じるんだけど…まさかカリンちゃ…」 *「……………………」 パイラ「違った…」 誰だろう……。 髪が白くて……足枷がついてる…。 しかも所々血がついてるよ…。 かわいそう……。 *「………………」 足枷ぐらい外してあげようかな…。
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