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パイラ｢シキ君を探さなくちゃっ……！｣
パイラ｢どこに居るのっ？｣
パイラ｢皆が消えたとしてもシキ君はまだ生きてるはずだよっ……｣
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それから私はシキ君を探し回したの…。
どこを見てもどこを行っても、まるで抜け出せない迷路みたいな場所ばかりで…。
何回かリセットもした…。
でもシキ君は側には居なかった……。
だから手がかりを探して、シキ君を探し続けたんだけど……。
どこにも見当たらなかった……。
どうしよう……。
このままじゃ本当に世界の終わりだよ…っ！
早く……。
早く見つけないと……。
だって、シキ君生きてるよね……？
死んでないよね……？
あの時、シキ君に願いを叶えるキューブを1つあげたけれど…まだ何も願ってないよね……？
シキ君…………。
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シキ(僕は一人だ)
シキ(もう忌み子呼ばわりされる事なんて無い)
シキ(あの人は見つからないし……)
シキ(いつかのお婆ちゃんが言ってたんだ…。僕は一人になるって…)
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パイラ｢そう言えばいつかのお婆さんが言ってた…｣
パイラ｢忌み子が一人になるって……｣
パイラ｢それを未来予知者から聞いたって言ってたし……｣
パイラ｢忌み子って私？それとも……シキ君…？｣
パイラ｢……でもシキ君が見つからないって事は…｣
パイラ｢やっぱりシキ君は……｣
パイラ｢だとしたら私どうすれば良いの……？｣
パイラ｢どうすれば世界を元に戻せるの……っ？｣
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