第一章 ~過程迷路~

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パイラ「なんか遅くない?エルド先生遅くない?つまんないんだけどーっ」 パイラ「………いや遅すぎでしょ!」 パイラ「仕方がない、様子でも見に行くとしようかな」 ……………… ………… …… パイラ「ん…?カリンちゃんの部屋が開いてる。ここかな…?」 パイラ「えっ………、きゃあああああぁぁぁっ!」 パイラ「あ…ああ…せ、先生?カリンちゃん……?ねぇ二人ともどうしたの?ねぇ…、ねぇってば…!」 パイラ「な、何…?これ……」 パイラ「四角くて、何だろうこれ……。手に持ってみると、なん…か……」 パイラ「………………」 私はパイラ。 エルド先生があまりにも遅いから様子を見に行ったの。 そしたらね……。 カリンちゃんの部屋で、二人とも倒れてたんだ……。 エルド先生とカリンちゃんが…倒れてたんだ……。 そこに一つね、四角いキューブ見たいな物が転がってたんだ。 私は恐る恐る手に取ってみた。 そしたらね…。 急に吸い込まれるようにして、深い眠りに落ちたんだ………。 ……………… ………… ……
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