第一章 ~過程迷路~

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……………… ………… …… ジリリリ…ジリリリ… パイラ「ふああぁ……眠いよぉ……」 パイラ「目覚まし時計煩いよぉ……」 ジリリリ…ジリリ… ポチッ… パイラ「朝って弱いんだよね…私」 パイラ「もう……!誰だ!朝なんて作ったの!」 パイラ「って…あはは……私何いってるんだろ…」 パイラ「そうだ!今日も8時から研究室に行かないとなんだった」 パイラ「エルド先生に会えるって事だよね……?」 パイラ「えへへ…」 パイラ「……良いから支度しよう」 それから私は支度を済ませ、研究室へ向かって行った。 パイラ「自転車爽快~」 パイラ「家から研究室までは自転車で10分くらいなんだよね~」 パイラ「私誰に言ってるのかな……」 パイラ「よしついたっ」 ガチャ パイラ「おはようございまーすっ」 エルド「来たな…」 パイラ「またまたそんな事言っ…あ……れ…?」 エルド「ん…?どうした?とにもかくにも、うるさいから静かにしてて貰おうか」 パイラ「えっ…」 エルド「ああ…ごめん。ちょっときつく言い過ぎたか…」 エルド「まぁ、邪魔にならない程度に」 パイラ「エルド先生……?」 そこで私は、昨日の出来事を思い出した。
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