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キルリは大学院生になり首席で卒業した。
今は、月一に帰ってくる生活だ。
と、言うのも…魔界学園の教師となったからだ。
魔界学園から、この場所は少し離れていた。
そのため、あまり帰って来れずにいるが…
長い恋人生活は続いているようで、夜の10分だけ、颯太くんと話しているようだ。
それだけなら…よかった。
それだけなら。
「いやぁあああ!
キルリ、結婚しないでぇえええ!」
泣くクリーム。
そう、とうとう…結婚を視野に入れ始めたらしい…。
にしても…
「クリーム…うぜぇ」
「同感」
隣にいたジキルまで同感してくるうざさ、なんだろ…コイツ。
「クリーム対策に何かしましょうか…」
「止めて!お兄ちゃん悲しいから止めて!」
「「うぜぇ」」
次にはジキルとハモった。
そんなやり取りの中でも颯太くんは笑顔だ。
もう、勇者としか言えない。
ライブハウス サボテンの休業日。
皆を集めたから何事かと思えば…
「5年後に…颯太と結婚することになりました」
それに驚いたのは輪廻くんとクリームで
後は…やっぱりな雰囲気だった。
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