第1章 金髪ツインテールはデレない

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「あのしーちゃん?今目が合ったよね?てか無視のし過ぎじゃないかなーなんてお父さん思うんですよね?てか、さっきから背中がひんやりするのは何でかな?」 父さんのワイシャツが赤くなっていく。 「あのー姉様、もしかして女の子の日ですか?」 「ぐっていー。そんなことを聞くなんて野暮というものじゃなくて?」 「はあ」 まあ、姉様以外には決して聞きませんので安心して頂きたい。 「まあ、愚かな弟の質問に答えてあげないほど器は小さくないのよワタクシは。答えは、イエスよ愚弟」 「しーいいいいちゃあああああん!!何垂れ流してんの!?アホの子なのおおぶひいいいい!!ふぉ-くがけつにいいいい!!」 気が付いたら、フォークからナイフやストローと色々と父さんに刺さっていた。 「んぎもぢぃいいいいいいいい!!!!」 父さんの歓喜の叫びが、部屋に響き渡った。
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