第1章 金髪ツインテールはデレない

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「流雨塗、出張を命ずる…というか行かない?今ならプリンもつけちゃうよ?蓋の裏側についたプリンも食べても誰にも言わないからね?行ってくれるとパパ嬉しいなーなんてね?お願いします行ってください」 父は気づけば土下座していた。 「こんなに頼んでいるのにモブ子は、なんて悪魔なんだ!まて待つんだ!その封印を解くことだけはやめるんだ!その絶壁がクレーターに!いや、陥没…陥没してしまうううひょおおおおおおおおおおお!!」 「馬鹿兄貴いいい!!!」 「もう嫌だよママ…パパはみんなに見えてないのかな?辛い…」 ついに父は、土下座状態から泣き出してしまった。 「本当にみっともないぞ、普丸家当主たるものが」
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